ヤマナカ(8190)の株主優待品として愛知県産のミネアサヒという品種のお米5㎏が到着しました。
ヤマナカの権利確定は2021年3月20日で、株主優待が届いたのは2021年5月25日でした。
元々権利確定から到着までの期間が短いヤマナカの株主優待ですが、2021年はさらに少し早めですね。
2021年のお米は初めて愛知県新城市作手産のミネアサヒという品種でした。
量もこれまでの4㎏から増えて5㎏のものが届きました。
ミネアサヒというお米の銘柄は初めて聞きましたが、標高300m~500mの中山間地域での栽培に適していて、愛知県の山あいの地域で主に栽培されているそうです。
米粒はやや小粒ですが、炊飯した米は光沢があり、うま味・粘りに優れ、コシヒカリに似た食味とのこと。
ミネアサヒは現在、他県ではほとんど栽培されておらず、愛知県内でも三河地域以外ではほとんど流通していないため、幻の米とも呼ばれているそうです。
令和2年産米の食味ランキングで、愛知県産ミネアサヒが初めて特Aランクを獲得したというニュースもあったので、これから注目を集めるブランド米かもしれませんね。
そんな貴重なお米を試せるのも株主優待のありがたいところです。
ヤマナカの株主優待は「自社取扱商品(食料品)1,500円相当」(100株保有の場合)という表記になっていますが、毎年お米が届いています。
ヤマナカは愛知県を中心に展開するスーパーマーケットチェーンで、自社で取り扱っているプライベートブランド商品のお米を株主優待として送ってくれているようです。
2018年、2019年は新潟県産コシヒカリ4㎏、2020年は宮城県産つや姫4㎏と、年によって異なる銘柄のお米が届くので、それも楽しみですね。
ちなみにヤマナカの株主優待は、権利確定のタイミングが3月末ではなく3月20日なので注意が必要です。
そして毎年言っていますが、やはりヤマナカの株主優待で一番ありがたいのは、他のお米優待株と届く時期がずれていることですね。
お米を株主優待品にしている会社のほとんどは新米を送ってくれるので、権利確定が3月末でも、実際にお米が届くのは新米収穫後の9月~10月になります。
それに対しヤマナカは例年5月中に届くように株主優待を送付してくれます。
ヤマナカのお米は新米ではありませんが、他のお米優待と半年ほどズレて届くので、無理なく消費できてありがたい存在です。
そしてお米優待株は10万円前後の投資で2-3㎏のお米が優待品となる企業が多い中、ヤマナカは元々お米の量が4㎏と、私の中でお得感のある銘柄でした。
2021年はそこから米5㎏に増量になったということで、さらに美味しい株主優待銘柄になったかなという印象です。
残念ながらヤマナカの株価は低迷気味ですが、今のところ配当金もしっかり出してくれていますし、これからもお米優待を楽しみに持ち続けたいと思います。