お米に続いて麺類の株主優待も充実させるべく、パスタ優待の代表選手、日本製麻の株式を購入してみました。
株主優待でパスタ、といえば真っ先に思いつくのはパスタメーカーさんの株主優待なのですが、どこも1社辺り20万円までの投資がモットーの私には敷居が高く……。
日本製粉(2001)オーマイパスタシリーズなど
3月末(3000円相当のパスタ等詰め合わせ)、9月末(1500円相当のパスタ等詰合せ、1年以上継続保有の株主のみ)の年2回株主優待あり
株主優待獲得は500株~なので、今の株価ベースだと80万円程度の投資が必要
日清製粉G本社(2002)「マ・マー」ブランドのスパゲティなど
3月末権利確定で自社製品の詰合せ
株主優待獲得は500株~なので、今の株価ベースだと100万円以上の投資が必要。
ちなみに、パスタではなくパスタソースが株主優待に含まれる企業は、ピエトロ(2818)、アヲハタ(2830)などがあります。
一方、日本製麻(3306)の株主優待は、3000円相当の自社製品(パスタセット)というもの。
権利確定は3月末で、株主優待をもらえるのは300株以上保有している場合なので注意が必要です。現在の株価は400円台なので、300株でも12~13万円程度の投資に収まります。
日本製麻さん、例年パスタが株主優待ということで、てっきり食品メーカーなのかと思っていたら、主力は産業資材事業とのこと。大正時代から続く紡績会社で、米麦用麻袋はシェア5割を占めているそうです。東南アジアで栽培されている天然繊維のジュート、ケナフを原料とした林業用・園芸用の麻糸、麻紐、麻布や麻袋といった黄麻製品の販売や、製粉・精米などの紙袋、PE袋といった包装資材の製造販売を行っています。
また、日本製麻は食品事業として、パスタやパスタソース(ボルカノシリーズ)、レトルトスープなどの製造販売、イタリアからのパスタ関連食材の輸入販売を行っています。
そのため、日本製麻の株主優待がパスタとパスタソースなのですね。
日本製麻の株主優待は3000円分ということで、2016年はパスタ、パスタソース、レトルトスープ各4種類、2017年はパスタ3袋とパスタソース5個(いずれも「センターグリルの横濱ナポリタン」シリーズの同じもの)という、かなりボリュームのあるものだったようです。
3月末の権利確定で、例年7月頃優待が到着している模様です。
個人的にはナポリタン一色だった2017年よりも、バラエティ豊かだった2016年の優待の方が良さそうに感じますが、果たして2018年の日本製麻はどのような株主優待の内容になるのでしょうか。